車両の共有・iPhone・iCloud・iOS 26以降

複数人で乗る車に、記録はひとつ

WrenchTimeでは、車やバイクのオーナーがその1台をiCloud経由で家族、パートナー、一緒に乗る人と共有でき、乗る人みんなが、バラバラの半端な記録ではなく、ひとつの共有記録と、その車にかかった費用のひとつの記録を持てます。給油、充電、整備と定期的な支払い、走行距離の履歴、添付したレシート、駐車位置、記録した走行、その車のOBD-II設定とスキャン結果まで、すべて共有されます。オーナーはAppleの共有シートから人ごとに非公開で招待し、履歴を見るだけにするか、記録も付けられるようにするかを選びます。どの記録にも、誰が付けたかが表示されます。Appleのファミリー共有とは別のもので、ファミリー共有のグループも要りません。iCloudアカウントがあり、iPhoneまたはiPadにWrenchTimeが入っていれば、家族でなくても招待できます。共有はオーナー側のWrenchTime Pro機能で、招待を受ける側にProは要りません。WrenchTimeのアカウントもサーバーもありません。共有した車はオーナーのiCloudに置かれ、参加者それぞれのiCloudへ同期されます。

「共有中」の印が付いた車のカードが並ぶiPhoneのWrenchTimeガレージ

車両の共有はどんな人向けですか?

ひとつの車に運転する人が複数いる人すべてです。給油する人と車検や整備を予約する人が別々の夫婦。子どもの車の状況を、記録する側のスマホを持たずに把握したい親。1台のバイクを交代で乗る二人。名義は一人でも、給油も洗車も運転も全員でする家庭。共有しないと、それぞれが一部だけを記録することになり、燃費も整備の期限も維持費も、半分の記録から計算されます。共有すれば履歴はひとつになり、アプリ内のすべての数字が全員分の記録から計算されます。別のアプリや共有のスプレッドシートで記録してきた世帯は、先にその車へその履歴を読み込んでから、共有できます。

共有される内容、各端末に残る内容、「心拍数を含める」スイッチを並べたiPhoneのWrenchTime「車両を共有」画面

車両はどうやって共有しますか?

車両を開き、共有のセクションで「車両を共有」をタップします。短い設定画面に、何が共有され、何が各端末に残るかが正確に書かれていて、後述の心拍数のスイッチもここにあります。続けると、メモやリマインダーと同じ、Apple標準のiCloud共有シートが開きます。連絡先から人を選ぶか、メッセージやメールで招待を送り、人ごとに表示のみか編集可かを設定します。招待は常に非公開で、リンクを知っていれば誰でも開ける公開リンクはありません。受け取った人が招待をタップするとWrenchTimeが開き、その車が「共有中」の印付きでガレージに現れます。

  • 招待は1台ごと 共有する車ごとに専用のiCloudゾーンが作られるので、招待が及ぶのはその車だけです。ガレージのほかの車やあなたのアカウントには触れません。
  • 必要なのはiCloudアカウントだけ 共有はアプリ自身のiCloud同期スイッチとは別にiCloudで動くので、個人のデータをこの端末だけに置いていても使えます。
  • あとから管理 共有のセクションには、何人と共有しているか、最後の同期はいつか、同期待ちの変更がいくつあるかが表示されます。「共有を管理」でAppleのシートを開き直して、人の追加、アクセス権の変更、共有の停止ができます。

共有される車両には何が含まれ、何が各スマホに残りますか?

その車の履歴にあたるものはすべて共有されます。共有されないのは、車ではなくその1台のスマホに属するもので、招待を送る前に設定画面がそのことを伝えます。

  • 共有されるもの 給油、充電、定期的なシリーズ(保険や自動車税など)を含むケアの記録、走行距離の履歴、添付した書類とレシート、駐車位置、そして経路、立ち寄り、タイヤ空気圧の値を含む走行。
  • OBD-II対応車では、これも共有 その車のカスタムPID、ゲージスケールの上書き、故障コードのスキャン、加速テストの結果。一緒に乗る人のスマホも、オーナーが設定したとおりに車を読み取れます。
  • 各スマホに残るもの Bluetoothのペアリング。自動走行検出のきっかけになるカーステレオは、車の履歴ではなく特定のスマホにペアリングされているからです。
  • 送らず、作り直すもの 整備のリマインドは、ケア記録のリマインド設定をもとに各端末で予約されます。全員にリマインドが届きますが、誰かの通知をコピーすることはありません。
  • 名前でまとめるもの タグは名前と色で共有され、受け取った人のタグと統合されます。共有された「仕事」タグは、その人自身の「仕事」タグに合流し、重複は作られません。
給油に「記録者: Sam」のキャプションが付いた、共有された車のiPhoneのWrenchTime燃料記録

給油、整備、走行を誰が記録したか分かりますか?

はい。共有された車では、燃料と充電のリスト、ケアの記録、走行のそれぞれに、記録した人の名前が付いた「記録者」のキャプションが表示されます。誰も覚えていない給油や、もう一人が予約した整備が謎になることはありません。名前は表示のたびにiCloudから取得され、アプリが保存することはありません。これはAppleの共有規約が求めていることです。

「表示のみ」と「編集可」の違いは?

オーナーがAppleの共有シートで人ごとに設定し、いつでも変更できます。参加者は、その車の共有のセクションで、誰から共有されたかの隣に自分の権限を確認できます。

  • 編集可 オーナーと同じように給油、充電、整備、走行を記録でき、記録の編集や削除も同様にできます。その人の走行で共有の走行距離が進むことがあり、その人のスマホが駐車位置を更新できます。
  • 表示のみ 履歴とすべてのグラフを見られますが、追加、編集、削除はできず、そのスマホが共有車の走行距離や駐車位置を動かすこともありません。車をお気に入りにすることはでき、それはその人のスマホにだけ残ります。
  • 途中で権限を下げたとき オーナーが編集可から表示のみに切り替えると、その人のまだ同期されていない変更は、無理に反映されずに破棄されます。
参加者から見たiPhoneのWrenchTime共有車両。共有元: Alex、アクセス: 編集可、共有を管理

二人が同じ記録を編集したらどうなりますか?

変更は項目ごとにマージされ、どちらかの記録が丸ごと上書きされることはありません。一人が給油の金額を直し、もう一人がメモを足したなら、両方が残ります。同じ項目を二人が変えたときだけ、新しいほうの変更が優先されます。走行距離だけは別のルールで、大きいほうの値が勝ちます。車の走行距離は進む一方で、オフラインのスマホが持つ古い小さな値で巻き戻してはいけないからです。

共有した車でも走行検出は使えますか?

はい、運転する人全員で使えます。参加者のスマホもオーナーと同じように共有車の駐車位置を学習するので、車まで歩いて走り出すだけで、自分の車と同じように自動の走行検出が始まります。編集可の運転者は、自分の走行が名前付きでひとつの共有履歴に載るので、二人が交代で同じ車で通勤する場合も、走行距離の記録が欠けません。

Apple Watchの心拍数も共有されますか?

こちらから許可しない限り、共有されません。WrenchTimeは運転中のApple Watchの心拍数を記録できますが、これは健康データなので、共有した車では初期状態でオフです。オーナーは設定画面か、あとから車の共有のセクションで「心拍数を含める」をオンにできます。オンにすると、すでに記録済みの走行の心拍データも送られます。それ以外の走行の内容は、オンでもオフでも共有されます。

共有をやめるには? 共有された車から退出するには?

どちら側からでも終了でき、どちらも自分のものを失うことはありません。

  • オーナーが共有をやめる 「共有を管理」から行います。参加者が付けた記録も含め、すべての記録はオーナーの手元に残ります。各参加者のコピーはそのスマホから削除され、その車が共有されなくなったことが通知されます。
  • 参加者が退出する 車両画面の下にある「共有車両から退出」で行います。その人のコピーは削除され、オーナーのデータには影響しません。
  • 記録したものは捨てられない 参加者が記録したまだ同期されていない走行や加速テストは、共有コピーと一緒に削除されず、未割り当ての走行としてそのスマホに残ります。
  • 車両を削除するとき 先に共有が終了するので、参加者には通知が届き、更新が黙って止まった車が残ることはありません。

共有されたデータはどこにあり、費用はかかりますか?

iCloudの中だけにあります。共有した車はオーナーのiCloudに保存され、Appleの共有の仕組みで各参加者のiCloudに同期されます。作るべきWrenchTimeのアカウントも、誰かの燃料記録を預かるWrenchTimeのサーバーもありません。共有データは各参加者自身のiCloud容量にも数えられ、そのことは誰かを招待する前に設定画面が伝えます。車両の共有は、オーナーにとってWrenchTime Proの一部で、サブスクリプションか買い切りの永久解除で使えます。参加者はProなしで、共有された車を受け入れて使え、その車が参加者自身の無料版の上限に数えられることもありません。デモ車両は共有されません。

よくある質問

共有される相手もWrenchTime Proが必要ですか?

いいえ。車両を共有するのにWrenchTime Proが必要なのはオーナーだけです。招待を受けて共有された車を使うこと、編集可の権限で記録を付けることも含め、Proは要りません。

共有された車は、自分の無料版の上限に数えられますか?

いいえ。ほかの人から共有された車は、車両数、記録数、走行数のどの無料版の上限にも数えられません。Proを持っているのはオーナーだからです。自分の上限を使い切ったあとも同じで、共有された車で記録した走行は週ごとの走行数が尽きても残り、車両なしで終わった走行も失われずに、共有された車へ割り当てられるのを待ちます。自分の車は無料版のまま使いながら、共有された車にも記録を付けられます。

車両の共有は、Appleのファミリー共有と同じですか?

いいえ。Appleのファミリー共有は使わず、ファミリー共有のグループも要りません。オーナーは、メモやリマインダーと同じApple標準のiCloud共有シートから、iCloudアカウントを持つ人なら家族でなくても招待できます。

Androidスマホの人も、共有された車に参加できますか?

いいえ。招待される人には、WrenchTimeが入ったiPhoneまたはiPadが必要です。アプリは無料でダウンロードでき、招待を受けるのにProは要りません。WrenchTimeはAppleのデバイス専用なので、Androidスマホは参加できません。

パートナーと二人で、車の支出をまとめて管理できますか?

はい。どちらが付けた給油、充電、整備、定期的な費用も、ひとつの共有履歴に入るので、二人のスマホの維持費、燃費、整備の期限は、すべての記録から計算され、どの記録にも記録した人が表示されます。WrenchTimeが示すのは車にかかった費用で、費用を人の間で割り勘にしたり、誰がいくら払うかを計算したりはしません。

共有した相手に、ほかの車は見えますか?

いいえ。共有した車はそれぞれ専用のiCloudゾーンにあるので、招待が及ぶのはその1台だけで、ガレージのほかの車やiCloudアカウントには触れません。

1台の車を複数の人と共有できますか?

はい。Appleの共有シートから何人でも招待でき、人ごとに表示のみか編集可かを別々に設定できます。招待は常に非公開で、公開リンクはありません。

共有をやめると、データはどうなりますか?

ほかの人が記録した分も含めて、すべてあなたの手元に残ります。各参加者のコピーはそのスマホから削除され、その車が共有されなくなったことが通知されます。

Apple Watchの心拍数はほかの運転者に共有されますか?

その車で「心拍数を含める」をオンにした場合だけです。健康データなので初期状態はオフで、設定画面か、あとから車の共有のセクションでオンにできます。

アプリのiCloud同期をオフにしていても共有できますか?

はい。共有には各スマホのiCloudアカウントが必要ですが、アプリ自身のiCloud同期スイッチとは別に動きます。

表示のみの人は走行距離を変えられますか?

いいえ。表示のみの参加者は記録の追加、編集、削除ができず、そのスマホが共有車の走行距離や駐車位置を動かすこともありません。

車を共有するのにWrenchTimeのアカウントは必要ですか?

いいえ。WrenchTimeのアカウントもサーバーもありません。共有はAppleのiCloudだけで動き、あなたのiCloudと、招待した人のiCloudの間でやり取りされます。

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